アートによる地域振興助成 募集要項

現代アートのもつメッセージ性を軸としながら、地域住民や行政と協働し、その土地の独自性を生かした地域文化の振興に資する事業を助成対象としています。日本国内におけるアートプロジェクトの立ち上げと継続的発展を目的として助成をしています。


2024年度助成の公募説明会は終了いたしました。説明会のアーカイブ動画をご覧になりたい方はこちら 

2024年度募集要項 アートによる地域振興助成

募集要項のPDFはこちらからダウンロードしていただけます。 

2024年度助成の申請を検討される皆様へ

 

感染症の世界的なパンデミックにより生じた地域や人との関わり方の制約は、今日のアートシーンにも大きな影響を与えました。コロナ禍以降の応募傾向を注視しても、仮想現実世界でのアート表現、福祉とアート領域の交差と、アートシーンにおけるダイバーシティ化は目まぐるしい変化を遂げています。コロナ禍による行動の制限が緩和されつつある今、アートの力による地域振興が見直され、全国各地域で大小のアートプロジェクトが動き始めている印象です。コロナ禍での経験を踏まえたアートと地域の関わり方や、アートが担う役割の変化を捉えた活動がいま重要になっています。この時代だからこそ考えられる地域やコミュニティの在り方をアートの視点から捉え、新しい展開が生まれる取り組みを期待しています。本助成プログラムは単年度ですが、長期的な事業の中の1年として、活動の一助になればと考えています。 

募集概要

助成対象 日本で実施される事業で、以下の要件を満たすもの
  • ○現代アートに代表される新しい表現方法を用いた事業であること
  • ○歴史・地理・風土・民俗など、地域資源を活かした事業であること
  • ○地域の振興・発展に資する事業であること
  • ○地域住民と協働で行っている事業であること
  • ○継続性かつ発展性のある事業であること
  • ○営利を目的としない事業であること
  •    
  • ※個人の作品の展示など、個人的な活動は対象外です。
助成総額 2,000万円
助成金額のめやす 1件当たり、50万円~上限300万円まで

※上記をめやすに、事業規模に応じた金額を申請してください。

助成件数 10~15件程度を予定
助成期間 単年度(2024年4月1日~2025年3月31日)

応募資格・応募方法

         
応募資格
非営利団体・個人ほか、当財団において適当と認めるもの
[助成回数の制限]助成回数は通算5回まで。※2019年度より適用
受付期間
2023年10月1日(日)~2023年10月31日(火)23時59分 締切厳守

※締切直前の回線トラブルなどの理由による時間外受け付けはできかねます。時間に余裕を持ってご応募ください。

応募方法
提出書類 申請書(団体プロフィール、事業計画、予算等を記入したもの)

申請書サンプルはこちら

※2024年度助成の公募用です。年ごとに内容が変わることがあります。

応募手順 ①メールアドレスの登録
応募フォームボタンよりアクセスし、応募用のURLを取得してください。
※メールアドレスの用意が必要です。

応募フォームはこちら※2024年度助成の公募は締め切りました

②申請書類の作成
メールにあるURLよりアクセスすると申請書作成フォームが表示されます。フォームに沿って必要事項を入力し、申請書類を作成してください。申請書類は作成の途中で一時保存が可能です。

③申請書類の確認
作成いただいた申請書はPDFにしてダウンロードすることが可能です。提出前にPDFにて再度ご確認の上、記入内容にミスがないことを確認してください。

④申請書類の提出
申請書類が完成したら、応募期間内に「提出」ボタンを押し、提出してください。一度提出されますと、申請書類の変更はできませんので、提出前に必ず内容をご確認ください。

選考について

助成事業の選考委員会において厳正に選考し、当財団の理事会で承認を得て決定します。当財団の助成を受けたことのある/なしによって選考プロセスが異なります。
           
 新規申請者継続申請者
選考方法 1次選考:書類選考
2次選考:プレゼンテーション選考

  • *事業内容についての発表と選考委員による質疑応答を対面、もしくはオンラインで実施します。
  • *対面で実施する場合、選考会場までの交通費(実費)は当財団が負担します。
  • *2次選考を欠席した場合は、助成を受けることができません。
  • 書類選考のみ


    *申請書類と今までの当財団助成終了時に提出いただいた成果報告書、提出書類などをもとに選考を行います。
    選考結果の通知 メールにて通知
    1次選考結果:2023年12月下旬
    2次選考結果:2024年2月中旬
    メールにて通知
    2024年2月中旬
    選考の観点
    以下の観点をもとに選考いたします。①応募資格を満たしているか ②当財団の助成趣旨に合った事業であるか ③以下の点で高く評価されるか(プログラムによって観点の項目が異なります)
  • ●地域への洞察
    活動を展開する地域の独自性や課題をどのように探究しているか。現在の行政区分にとらわれない歴史、風土、民俗に根差した、地域文化の掘り起こしや発見が期待できるか。
  • ●新規性
    アートプロジェクトならではの新しい表現への挑戦があるか。新しい発想にもとづく社会課題解決への試みがあるか。
  •     
  • ●実現性
    これまでの実績に基づいた事業計画実現のためのリサーチが十分行われ、実現性にリアリティがあるか。
  • ●継続性
    単発のイベントではなく、継続的に地域に関わろうとしているか。そのためのビジョンや事業計画があるか。
  • ●地域への洞察
    活動を展開する地域の独自性や課題をどのように探究しているか。現在の行政区分にとらわれない歴史、風土、民族に根差した、地域文化の掘り起こしや発見が期待できるか。
  • ●新規性
    アートプロジェクトならではの新しい表現への挑戦があるか。新しい発想にもとづく社会課題解決への試みがあるか。
  •     
  • ●実現性
    これまでの実績に基づいた事業計画実現のためのリサーチが十分行われ、実現性にリアリティがあるか。
  • ●継続性
    単発のイベントではなく、継続的に地域に関わろうとしているか。そのためのビジョンや事業計画があるか。
  • ●発展性
    今までの活動が積み重なり、次への展開が見えてきているか。そのための事業計画や組織が構築されているか。
  • ●関係性
    地域の様々なステークホルダーと関係性を築いているか。
  • ●影響力
    地域にどのような影響・効果・変化をもたらそうとしているか。
  • 助成決定(内定)後のこと

        
    助成金の交付 採択内定となった個人・団体には助成金交付に必要な書類をお送りいたしますので、期日までに提出ください。3月の当財団理事会承認後、正式な採否をメールで通知し、2024年3月末日までに助成金を指定口座に振り込みます。
    助成決定者の義務 ①活動成果の報告
    助成期間終了後、成果報告書と会計報告書を提出してください。報告書類の提出方法は助成開始後、改めてご案内いたします。

    ②中間報告会・成果報告会への参加
    当財団が主催する、該当年度に助成を受けた個人・団体が集い、相互交流と活動  ノウハウの交換を目的とした中間報告会(2024年度開催予定・任意参加)、成果  報告会(2025年度開催予定・必須参加)へ参加してください。

    ③当財団の助成による事業の広報(チラシ、パンフレット、WEB)や活動記録には必ず当財団の助成を受けていることを明記してください。
    ※採否の理由についての照会には回答いたしかねますので、ご了承ください。

    スケジュール

                                                                                                                                                                                           
    2023年
    ~10月31日募集に関するお問い合わせ期間
    10月1日~10月31日応募受付期間
    12月上旬1次選考(書類選考)
    12月下旬1次選考結果通知 ※新規申請者のみ
    2024年
    1月下旬2次選考(プレゼンテーション)※新規申請者のみ
    2月中旬2次選考結果の通知(助成者内定通知)、諸手続き
    3月上旬当財団理事会にて助成者の承認
    3月下旬助成金のお支払い
    4月1日~2025年3月31日2023年度 活動実施期間
    秋~冬頃2023年度成果報告会  ※任意参加
    2025年
    5月中旬 成果報告書・会計報告書提出
    秋~冬頃 2024年度成果報告会  ※必須参加

    ※2024年度助成の公募は締め切りました