助成団体一覧

2023年度 地域振興助成「アートによる地域振興助成」「瀬戸内海地域振興助成」の採択事業が決定しました。

公益財団法人 福武財団は、活力あふれる個性豊かな地域社会の実現と発展に寄与することを目指し、「地域振興助成」として2つの助成プログラムを実施しています。
この度、厳正な審査の結果、「アートによる地域振興助成」ならびに「瀬戸内海地域振興助成」の採択事業が決定いたしましたので、お知らせいたします。

    採択事業1.アートによる地域振興助成(事業助成)

  • No. 1

    事業名
    山津波――山と海の被災地の現在を巡るアートツーリズム
    団体名
    小森はるか+瀬尾夏美
    代表者名
    瀬尾 夏美

    映像作家の小森はるか(1989年生)と画家で作家の瀬尾夏美(1988年生)によるアートユニット。東日本大震災を受けてボランティア活動で東北を訪れたことを機に活動を開始。2012年から3年間岩手県陸前高田市に暮らしながら制作に取り組む。2015年仙台に拠点を移し、一社NOOKを設立。現在は宮城県や東京都、広島県など、全国各地に赴いてフィールドリサーチを行い、制作と対話の場づくりを行っている。

    活動地域
    宮城県伊具郡丸森町・岩手県陸前高田市

    Website

  • No. 2

    事業名
    マツモト建築芸術祭2024
    団体名
    マツモト建築芸術祭実行委員会
    代表者名
    齊藤 忠政

    松本市中心部に数多く残る明治から昭和期の建築物を主役に、“1会場1アーティスト”形式で質が高く多彩なアート作品を展示。〈名建築〉として新たな活用法を見出すことによる建物の保存活動、冬場の観光サービス業の活性化も目指す。総合ディレクターを務めるおおうちおさむが得意とする「セノグラフィー」という手法で空間設計にも力を入れ、作品の魅力を引き立たせ、その場でしか体感できない展示を行う。

    活動地域
    長野県松本市

    Website

  • No. 3

    事業名
    基いの町2023
    団体名
    まほらプロジェクト
    代表者名
    石松 紀子

    まほらプロジェクトは、2021年より広島市中区基町に焦点をあてたアートプロジェクト、「基いの町」を実施している。基町は、広島の歴史や復興を象徴する町である一方、少子高齢化や地域活性力の低下といった課題を抱えている。アートをとおして、町や個人の記憶を継承しながら、地域の「いま」を記録することで、基町への理解を深め、町の魅力の再発見を促し、多文化・多世代交流の促進にも取り組む。

    活動地域
    広島県広島市

    Website

  • No. 4

    事業名
    星と海の芸術祭+(プラス)
    団体名
    おおみかアートプロジェクト
    代表者名
    東 弘一郎

    おおみかアートプロジェクトは、茨城県日立市の南部に位置する地域・大みかを拠点として活動を行っている。本プロジェクトでは、アーティストがおおみかのまちを訪れ、地元企業や工場に技術面での相談や芸術祭開催に向けて協力してもらいながら作品制作をし、地域の職人や工場と縁を結ぶことができる環境の創出を目指している。

    活動地域
    茨城県日立市大みか町

    Website

  • No. 5

    事業名
    ウォールアートフェスティバルふくしま in 猪苗代2023
    団体名
    猪苗代アートプロジェクト実行委員会
    代表者名
    楠 恭信

    猪苗代町にアーティストを招聘し、公立学校の教室や廊下の壁に壁画を滞在制作する「ウォールアートフェスティバル」および、壁画空間でのワークショップを開催してきている。壁画には猪苗代の風土が色々な形で反映されていく。子どもたちは完成していく様を間近で観て、ときにワークショップに参加する。秋には町の教育委員会から賛同を得て、2018~22年までに制作された学校内の13の壁画を巡る鑑賞会を実施している。

    活動地域
    福島県耶麻郡猪苗代町

    Website

  • No. 6

    事業名
    湯の上フォーエバー! 2023(仮称)
    団体名
    湯の上実行委員会
    代表者名
    島貫 泰介

    別府市内に点在する共同温泉付設の公民館を主会場としたパフォーマンスイベント「湯の上FORVER!」を企画・運営。老若男女国籍を問わず、主に別府市内に居住する多様な観客に向けて、参加しやすく、参加することで観客同士のつながりも生まれるようなコミュニティ形成を第一の目的としたイベントを目指す。

    活動地域
    大分県別府市

    Website

  • No. 7

    事業名
    ROOTS & ARTS SHIRAOI -白老文化芸術共創- 2023
    団体名
    白老文化観光推進実行委員会
    代表者名
    熊谷 威ニ

    白老と周辺地域の風土や歴史軸、人々のいとなみ、伝承など土地の有形無形資源、人類や太古の記憶〔=ROOTS〕を、フィールドリサーチや住民との出逢い・対話を通しその再発見・再評価・再構築の探求をプロジェクト化、表現化〔=ARTS〕。地域内外の多様な有志ときょうどうし文化+観光の融合による創造性ある新しい地域振興の挑戦を志す。多様な来訪者が白老を巡り、土地に息づく文化を体感するカルチャーツーリズムの造成を目指す。

    活動地域
    北海道白老郡白老町

    Website

  • No. 8

    事業名
    Don't Follow the Wind
    団体名
    Don't Follow the Wind
    代表者名
    卯城 竜太

    2011年の東京電力福島第一原子力発電所事故により、地域の住民が家や土地、共同体から離れざるを得なくなった、帰還困難区域内で2015年3月11日に始まった国際展で、アーティスト12組による作品が、避難した住民から借り受けた複数の場所に設置されている。現在も継続中の展覧会は、将来住民の帰還が可能になったときに初めて見ることができるようになる長期にわたる(であろう)プロジェクトである。

    活動地域
    福島県東京電力福島第一原子力発電所付近の帰還困難区域

    Website

  • No. 9

    事業名
    UNMANNED無人駅の芸術祭/大井川
    団体名
    特定非営利活動法人クロスメディアしまだ
    代表者名
    大石 歩真

    「無人駅がひらくと地域がひらく」をコンセプトに無人駅を現代社会の象徴と捉えアートを手法に行う地域再生の取り組み。芸術祭という一定期間だけでなく「ほりおこす」「あわらす」「ともにひらく」の3フェーズを軸に事業を組み立てる。ほりおこすは作家によるリサーチ、あらわすは集落との交流や滞在制作、ともにひらくが芸術祭の開催。アートを手法に無人と呼ばれるエリアの魅力を再発信し新たな価値を生み出す。

    活動地域
    静岡県島田市及び川根本町

    Website

  • No. 10

    事業名
    葦の芸術原野祭
    団体名
    葦の芸術原野祭実行委員会
    代表者名
    川村 喜一

    葦の芸術原野祭実行員会は、知床半島斜里町の地域芸術祭を主催する有志団体。当団体は芸術祭の開催そのものを文化振興の創造的行為と捉え、アーティストと地元協力者が垣根を越えて一体的な企画運営をおこなうことで、真に内発的な地域芸術祭の継続を目指している。団体名は斜里の語源であるアイヌ語の「葦の原」に由来し、芸術という「想像力の原野」をもって地域文化の振興を図ることを表明している。

    活動地域
    北海道斜里郡斜里町

    Website

  • No. 11

    事業名
    高見島プロジェクト
    団体名
    高見島プロジェクト
    代表者名
    内田 晴之

    京都精華⼤学有志が組織する⾼⾒島プロジェクトを中⼼に、2013年より継続的に⾼⾒島を舞台に瀬⼾内国際芸術祭に参加している。時代の流れに翻弄される地域にあって、その歴史、⽂化に敬意を払った作品展開を⼼がけている。誰も住まなくなった集落、そこに残る塩飽⼤⼯が作ったであろう古⺠家を修理、改修して作品展⽰の場所とし、⾼⾒島に残る古く美しい景観を守って⾏きたい。

    活動地域
    香川県仲多度郡多度津町⾼⾒

    Website

  • No. 12

    事業名
    熊本地震で損壊した田中憲一作品を修復して御船地域の文化復興を牽引する事業
    団体名
    熊本地震 田中憲一の画を救う会
    代表者名
    渡邊 秀和

    2016年の熊本地震で被災した田中憲一(1926-1994)の作品を救出・修復・保存し、地域の芸術文化資源を継承していくために、御船町住民を中心に結成した。熊本県立美術館で地域の美術の調査をしてきた研究者と熊本出身の絵画保存修復家が、震災直後から活動に参加し、公開での修復展や御船地域で育った美術家の学習会等を継続し、地域の芸術文化を再発見し誇りとする地域振興を果たそうと活動している。

    活動地域
    熊本県上益城郡御船町
  • No. 13

    事業名
    クロスプレイ東松山
    団体名
    医療法人社団保順会
    代表者名
    辻 守史

    埼玉県東松山市内にある高齢者福祉施設「デイサービス楽らく」に常設のアーティスト・イン・レジデンス機能を設置。美術・音楽・ 演劇・舞踊等のアーティストを招き、リサーチやワークショップ、作品創作を通じて施設利用者や職員との文化的な交流を図る。また地域内の文化施設等の主体と連携し、ネットワーク構築に取り組む。医療法人社団保順会と一般社団法人ベンチが共同で主催し、福祉・芸術両方の専門性を活かして活動する。

    活動地域
    埼玉県東松山市

    Website

  • No. 14

    事業名
    イミグレーション・ミュージアム・東京
    団体名
    特定非営利活動法人 音まち計画
    代表者名
    岡部 修二

    美術家の岩井成昭が主宰する「イミグレーション・ミュージアム・東京」(2010年~現在)は、国内に在留する海外ルーツの人びととの交流を通じて企画されるアートプロジェクト。地域に暮らす彼/彼女らの生活様式や文化背景を紹介するとともに、それらが日常の中で変容していく諸相を「適応」「保持」「融合」という3つのキーワードから探る。多文化社会を知り、考え、参画していくためのプラットフォームの形成を目指す。

    活動地域
    東京都足立区

    Website

  • No. 15

    事業名
    Cliff Edge Project うぶすなの水文学
    団体名
    Cliff Edge Project
    代表者名
    住 康平

    2013年に静岡県伊豆地方のクリエイターらによって結成されたアートプロジェクト。これまでに伊豆半島の特色ある地形・地質などの自然資源と、自然災害の歴史、記憶のアップデートをテーマとして展覧会を開催してきた。テーマにゆかりのある場所を会場に選び、その土地の記憶や歴史を再確認し、未来の対話へとつなげることを目標としている。アート鑑賞を通じ、人々がより大きな視野で、暮らしや歴史を認識できることを目指す。

    活動地域
    静岡県伊豆市

    Website

  • No. 16

    事業名
    原泉アートデイズ!2023
    団体名
    原泉アートプロジェクト
    代表者名
    羽鳥 祐子

    静岡県掛川市北部の中山間地・原泉地区を舞台に、アーティスト・イン・レジデンスを主軸とし、現代アートを通して地域の魅力を発掘するプロジェクト。サステナビリティという概念にもとづき、立ち上げ以来、常に進化している取り組み。毎年12~13組の国内外のアーティスト達がコミュニティの中で制作し秋の展覧会「原泉アートデイズ!」にて発表、地域と一体となってアート活動や学びの場を支援する環境を整えている。

    活動地域
    静岡県掛川市

    Website

  • No. 17

    事業名
    River to River 川のほとりのアートフェス2023
    団体名
    ya-gins
    代表者名
    八木 隆行

    群馬県前橋市の中心市街地に流れる広瀬川と馬場川。私たちにうるおいと豊かな景観と共に、多くのインスピレーションをもたらし、流域では様々な市民活動も行われている。2023年に第3回となる「River to River 川のほとりのアートフェスティバル」では、流域のアートスペースや歴史的建造物等で展覧会を行う。アーティストによる作品展示と他団体との連携を通して、前橋の歴史や人との繋がりを可視化する。

    活動地域
    群馬県前橋市

    Website

  • No. 18

    事業名
    北奥のF"UNKASAI
    団体名
    株式会社風景屋
    代表者名
    小林 徹平

    十和田湖畔休屋地区において地域課題となっている“廃屋商店”を改修し、中長期滞在専用のゲストハウス兼コワーキングスペース「yamaju」を2019年6月に開業。以来十和田湖のまちづくりに関わりながら、消費される観光地から文化醸成地を目指し2022年7月より北奥のF"UNKASAIと題し文化祭を企画運営している。

    活動地域
    青森県十和田市・秋田県鹿角郡小坂町

    Website

    採択事業2.瀬戸内海地域振興助成

  • No. 1

    事業名
    芸予諸島とその周辺地域に内在する文化資産の発見と定着を目指すボードゲーム実装プロジェクト
    団体名
    エトセト・ラボ
    代表者名
    前田 陽子

    芸予諸島とその周辺の地域において、海民に関わる文化を抽出、文化資産として学術的に再評価し、デザイン的利活用提案を行っている。このボードゲームは、造船、民具、家船、製塩、畳、観光という6つの要素がテーマになっている。今回は、各メンバーの専門知識を活用してボードゲームを実際に制作し、地域に還元する活動を行なう。さらに、活動結果を分析して執筆し、成果を可視化する研究を行う。

    活動地域
    広島県・愛媛県 芸予諸島とその周辺の海岸地域

    Website

  • No. 2

    事業名
    香川初!次世代に繋ぐ地域活性型伝統芸能継承事業
    団体名
    十獅会
    代表者名
    谷口 佳広

    十獅会(十河獅子連合会)といい鰹宇神社の氏子である18自治会を基にした、獅子を有する8団体の若者を中心とした団体。【100年後に十河の獅子を残す】■既存獅子の活性化並びに持続可能な体制づくりを行う■十河の住民なら誰でも参加できる獅子を確立する■鰹宇神社の賑わいをつくりだす■伝統芸能である獅子舞の存続方法を域外へ発信させる を活動理念とし自治会を越えて広域的に活動をおこなっている。

    活動地域
    香川県高松市
  • No. 3

    事業名
    男木島の納屋をオフグリッドと循環を学ぶ 宿泊施設兼島の交流スペースとして改修し、 唯一の寺「道場」を介したコミュニティの再生プロジェクト
    団体名
    明治大学地域デザイン(川島範久)研究室
    代表者名
    佐藤 壮真

    地域コミュニティをさらに育てながら島唯一の寺である道場を保存して、新たなコミュニティづくり、持続的な運営体制、サステナブルな実践を軸に活動している。道場や隣接する納屋を改修するプロセスをオープンにしながら進めていき、ワークショップによって島内外の人との関係性を構築する。また、法人を設立し、連携しながら大学の強みを生かして学問、産業、文化が一体となったコミュニティ再生の新たなモデルを全国に発信する。

    活動地域
    香川県高松市男木町

    Website

  • No. 4

    事業名
    TOMO発信!海洋プロジェクト
    団体名
    福山市立鞆の浦学園 
    代表者名
    友瀧 佳司之

    学習の一つとして「TOMO発信!海洋プロジェクト」を立ち上げ,児童生徒が鞆の浦の「海」に関連した学習を進めている。地元の海で失われつつある産業の保全やSDGsの観点から,鞆の浦の海の豊かさを守り,将来にわたって継続させていくために児童生徒主体の取り組みを考え,漁協とも一部連携しながら活動を行っている。活動の教育的効果としては,児童生徒のコミュニケーション能力の向上や郷土愛の育成をねらいとしている。

    活動地域
    広島県福山市鞆町

    Website

  • No. 5

    事業名
    福山市鞆町における江戸期町家の畳空間を活かした創造的再利用
    団体名
    備後表継承会
    代表者名
    佐藤 圭一

    畳を日本建築文化の核心と捉え、藺草による畳文化の継承を大きな目的とし、備後地域発祥の中継表の技術継承も含め、備後藺表(備後藺草を原料とした備後表)を地域協働で後世へ継承することを目的とし、次の事業を実施している。①備後地域における藺草栽培実践と農家育成②備後藺草と備後表に関する調査研究③備後表の普及啓発と研修会開催④備後表を活かした建築企画・計画・設計・施工⑤中継表の製織技術継承と織機保全など。

    活動地域
    広島県福山市鞆町

    Website

  • No. 6

    事業名
    狛犬から直島の江戸時代を見てみよう 狛犬パネル写真展&探訪会&講師講演会
    団体名
    小豆島狛犬探究会
    代表者名
    山西 輝美

    小豆島内の狛犬(全46対)のパネル写真展を5回開催、地元の魅力を再発見してもらった。2017年「小豆島のこまいぬ」記録写真集刊行。地区の文化展で狛犬関連展示を続けている。小豆島外でも狛犬探訪会を開催、狛犬という表情のある石造物に親しみ、郷土の歴史探究をしてもらっている。奉納時の時代背景、産業や物流などが見えてくる。分かったことは地元にお返するというスタンスで、楽しく地元愛を育んでいる。

    活動地域
    香川県香川郡直島町

    Website

  • No. 7

    事業名
    大濱奴と西浜子奴・神楽太鼓 の復活と次世代への継承
    団体名
    日新コミュニティ協議会・日祭会(日新地区の祭りを考える会)
    代表者名
    谷井 英二

    日祭会は、日新地区コミュニティ協議会所属団体。住民のコミュニティ作りを推進し、祭りを中心としたイベントを企画・実行することが目的。祭りは大濱奴、西浜子奴、子ども神楽太鼓の復活と再生。地元はもとより、祭りを通して高松市中心部の活性化を目指している。将来は、高松まつりの前身・高松港祭りの復活を通し、町の誇りを取り戻し、次世代に継承。祭りの活気が広がり、住んで良し、住みたい、訪ねたい街に昇格させる。

    活動地域
    香川県高松市
  • No. 8

    事業名
    小林和作旧居を軸とした地域の再生と記憶の継承
    団体名
    NPO法人尾道空き家再生プロジェクト
    代表者名
    豊田 雅子

    2007年、尾道中心市街地に数多く存在する空き家を再生し新たな活用を模索するため団体発足。2008年にはNPO法人化し、2009年には「尾道市空き家バンク」事業受託し、制約件数は150件以上。これまで、ガウディハウス、あなごのねどこ、みはらし亭、松翠園大広間など空き家20軒を再生、地域のコミュニティ再生にも貢献。2021年には「小林和作旧居」を取得。2022年には旧小野産婦人科の改修にも着手した。

    活動地域
    広島県尾道市

    Website

  • No. 9

    事業名
    塩屋布団太鼓高欄掛けの復元新調事業
    団体名
    塩屋青年会
    代表者名
    岸部 克俊

    塩屋青年会は、塩屋地域の郷土芸能である布団太鼓と獅子舞を受け継ぐ団体。塩屋の町の核となる布団太鼓を平成20年(2008年)に約半世紀ぶりに復活した。布団太鼓の復活により、人とのつながりが希薄化した町をお祭りを通じて、老若男女が集う多世代交流の促進と地域の発展に努めると共に、地域の皆様に元気と勇気を届け地域活性化と郷土芸能を後世に伝承する活動を行っている。

    活動地域
    兵庫県神戸市垂水区塩屋町

    Website

  • No. 10

    事業名
    いにしによる:塩江の生きたアーカイヴを体験できる宿泊施設事業
    団体名
    一般社団法人トピカ
    代表者名
    村山 淳

    塩江町の町おこし団体として、地元住⺠らと協力し塩江町内の活性化を行っている。 コンセプトとして「幸福なダウンサイジング」を掲げ、これまでの塩江町の繁栄への回帰を目標とせず、地元住⺠が人口減や経済的縮小を自発的に受け入れ、柔軟で結束の強いコミュニティ作りと、住⺠の幸福感情の醸成に努めている。また、地域の歴史や生活技術の継承とそれらを利用した観光事業も行っている。

    活動地域
    香川県高松市塩江町

    Website

  • No. 11

    事業名
    神社を拠点とした温故知新の精神と共に集い・育む地域コミュニティーきずな構築プロジェクト
    団体名
    ⼩⾖島夏詣運営委員会
    代表者名
    大和 美祈

    夏詣を通し、夏越しの大祓や形代流し等の古き良き日本の風習を復元し、延いては当地に地域統合の象徴とある秋の太鼓まつりの継承・継続を推進することを目的としている。あらたな習慣を取り入れながら不易流行とし、受け継がれるべく伝統文化を繋ぎ、地域コミュニティを活性するための活動の検討を行っている。

    活動地域
    香川県小豆郡小豆島町

    Website

  • No. 12

    事業名
    地域のつながりを再発見する「ジオクルーズ」の開発
    団体名
    讃岐ジオパーク構想推進準備委員会
    代表者名
    長谷川 修一

    讃岐ジオパーク構想推進準備委員会は2019年に⾹川⼤学公開講座の受講⽣有志によって発⾜した団体で、ジオパークに⾹川全域が認定されることを目指している。香川大学認定「讃岐ジオガイド」は、備委員会の中心的メンバーとして現在、香川県内のジオガイドとして活動している。2020年度から福武財団の助成を受けて、瀬戸内海の特性を理解し、地域に誇りを持つことのできるジオクルーズの発信手法を開発中である。

    活動地域
    香川県全域

    Website

  • No. 13

    事業名
    再生空き家の快適性向上と外部人材・機関との連携を通じた地域づくり
    団体名
    くにとうの御船を守る会
    代表者名
    笠原 宏之

    2015年に住民有志により本会を立ち上げ、空家及び耕作放棄地対策に取り組んだ。地区内空家の情報収集、空家対策勉強会の開催、空家の利活用先進地視察、行政担当課との定例会議に取り組んだ。また、放棄地を再生させてアジサイ等の定植による観光農園化や、収穫体験が行える体験農園化などを通じ、交流を生み出す場としての再生などを進めた。一定の成果の他、外部との協働の推進、関係人口の創出といった効果も生んでいる。

    活動地域
    岡山県浅⼝市寄島町

    Website