助成団体一覧

2019年度 地域振興助成「アートによる地域振興助成」「瀬戸内海地域振興助成」の採択事業が決定しました。

公益財団法人 福武財団は、活力あふれる個性豊かな地域社会の実現と発展に寄与することを目指し、「地域振興助成」として2つの助成プログラムを実施しています。
この度、厳正な審査の結果、「アートによる地域振興助成」ならびに「瀬戸内海地域振興助成」の採択事業が決定いたしましたので、お知らせいたします。

    採択事業1.アートによる地域振興助成(事業助成)

  • No. 1

    事業名
    城内農民芸術祭
    団体名
    金ケ崎芸術大学校
    代表者名
    千葉 周秋

    江戸時代の町並みが残る重要伝統的建造物群保存地区における「保存物件の空き家化」にスポットを当て、芸術と社会教育(生涯教育)に基づく課題解決に取り組む。武家屋敷を拠点に整備を進める「金ケ崎芸術大学校」では、農作業や作庭、年中行事を通して創造的な生活を実践するための場づくりを試みる。あわせて、9月~11月をコア期間として開催する芸術祭では、「生活の芸術化」を志向した宮澤賢治の「農民芸術」概念の現代的解釈に根差したワークショップやリサーチプロジェクトを複合的に展開する。

    活動地域
    岩手県金ケ崎町
  • No. 2

    事業名
    Don’t Follow the Wind
    団体名
    Don’t Follow the Wind実行委員会
    代表者名
    卯城 竜太

    福島県の帰還困難区域内外および周辺地域にて活動し、立入制限区域にまつわる事柄を多様な角度から考察し、芸術作品を媒介として国内外へ広く伝えることを目的としている。今まで記録してきた映像に加え、福島県の避難区域内外での新たなインタビューを継続撮影し、将来帰還困難区域が解除された際に開催予定の展覧会に向けて制作活動を行う。

    活動地域
    福島県

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  • No. 3

    事業名
    TOKYO CANAL LINKS(HANEDA-TENNOZ-TAKANAWA)
    団体名
    TOKYO CANAL LINKS実行委員会
    代表者名
    中野 貴輔

    運河によって東京の歴史や文化をつなぎ、“東京”を国際的な“TOKYO”へとつなぐ架け橋とするアートプロジェクト。地域の歴史、文化を 紐解き、エリア内の鉄工所や工場を利用し、このエリアならではの 祝祭、フェスティバルの在り方を提案している。

    活動地域
    東京都太田区、品川区、港区

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  • No. 4

    事業名
    UNMANNED無人駅の芸術祭/大井川
    団体名
    特定非営利活動法人クロスメディアしまだ
    代表者名
    大石 歩真

    「無人」と呼ばれるエリアにおけるアートを手法とした地域再生の取り組み。地域を掘り起こし、アーティストが作品を表現し、「無人駅の芸術祭」を開催する。集落の豊かな暮らし、文化、食などを表現し発信している。

    活動地域
    静岡県島田市

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  • No. 5

    事業名
    のせでんアートライン2019
    団体名
    のせでんアートライン妙見の森実行委員会
    代表者名
    三好 庸隆

    一市三町(川西市、能勢町、豊能町、猪名川町)が府県を越え、能勢電鉄の沿線やその周辺の地域を舞台にした芸術祭。アート表現を通じて地域の魅力を広く伝え、新たな価値を生み、参加者間の交流より新たなつながりが生まれることを目的としている。

    活動地域
    兵庫県川西市・川辺郡猪名川町、大阪府豊能郡豊能町・能勢町

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  • No. 6

    事業名
    紀の国トレイナート2019
    団体名
    紀の国トレイナート実行委員会
    代表者名
    廣本 直子

    12の海辺の町を走り抜けるJR きのくに線の列車と駅舎そして周辺地域を舞台とする芸術祭。人と列車の新しい関わりを芸術を通して見つめ、関わるすべての人と共に表現していきます。

    活動地域
    和歌山県田辺市

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  • No. 7

    事業名
    飛生芸術祭2019「僕らは同じ夢を見る」
    団体名
    飛生アートコミュニティー
    代表者名
    国松 希根太

    ⽊造校舎と周囲の森を展覧会場として多様な表現をお披露目し、たくさんの方々と出会い交流する芸術祭。2018年は、北海道を襲った台風と大地震の影響により開催中止となったが、2019年は倒⽊や作品破損という状況を乗り越え、もう一度「僕らは同じ夢を見る」ために芸術祭を開催する。

    活動地域
    北海道白老町

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  • No. 8

    事業名
    みちのおくの芸術祭 山形ビエンナーレ
    団体名
    学校法人東北芸術工科大学
    代表者名
    根岸 吉太郎

    東北芸術工科大学が主催し、山形市で2年に1回開催する、現代アートのフェスティバル。2019年は、2020年の開催に向けたプレプログラムとして、アーティストおよび教員による市民参加型プロジェクトを展開する。

    活動地域
    山形県山形市

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  • No. 9

    事業名
    さどの島銀河芸術祭推進プロジェクト
    団体名
    さどの島銀河芸術祭実行委員会
    代表者名
    吉田 盛之

    佐渡島の自然や歴史、点在する民話や伝承を掘りおこし、島内外からの刺激とともに新しい創造空間をつくり出し、「銀河」のようなきらめきや美的価値観を創造していくことを目的として芸術祭を開催する。

    活動地域
    新潟県佐渡市

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  • No. 10

    事業名
    釜ヶ崎芸術大学・大学院2019
    団体名
    特定非営利活動法人こえとことばとこころの部屋
    代表者名
    山田 假奈代

    釜ヶ崎というまちを大学にみたて、「学び合いたい人がいれば、そこが大学」をキャッチフレーズに、2012年から続く大学。高齢化によって日雇い労働者のまち寄せ場が消え、人生の記憶と記録を表現する場として立ち上げる。

    活動地域
    大阪府大阪市西成区

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  • No. 11

    事業名
    下町芸術祭2019
    団体名
    新長田アートコモンズ実行委員会
    代表者名
    藤野 一夫

    神戸市長田区南部の下町を舞台に2年に1度開催しているアートフェスティバル。阪神淡路大震災から20年経った2015年に実行委員会を組織し、新たなインフラを整備することではなく、被災地というキーワードから抜け出し、地域の魅力を作品を通して地域住民や来訪者に提示している。

    活動地域
    兵庫県神戸市長田区

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  • No. 12

    事業名
    1731GOEMON HOUSE
    団体名
    特定非営利活動法人ART BASE 百島
    代表者名
    柳 幸典

    地域の文化資源を保全しながら百島に長く滞在し、観光客と地域住民がアートを通じてより密接に交流する機会を生み出すことを目的として、廃屋となっていた民家を、アートと宿泊ができる施設として再生し活用している。

    活動地域
    広島県尾道市

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  • No. 13

    事業名
    びんごトリップトラベル
    団体名
    クシノテラス
    代表者名
    櫛野 展正

    備後地区を中心として、市民を中心とした芸術祭を開催。地域に残る伝統行事や、文化資源、創作者のアトリエなどを、県外から招聘したアーティストや専門家、参加者とともに訪問する。相互交流の中で、住民の生活そのものが「表現」であることが認識され、地域が活性化されることを目的としている。

    活動地域
    広島県

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  • No. 14

    事業名
    瀬戸内国際芸術祭参加プログラム「海のテラス」
    団体名
    瀬戸内国際芸術祭参加プログラム「海のテラス」(高見島)
    代表者名
    野村 正人

    世界の人々が訪れる瀬戸内国際芸術祭の場所で、食のプログラム(瀬戸内海を見渡す絶景の食事の場所が、地元と世界の人々が出会う場所に)を創り上げる。

    活動地域
    香川県 高見島
  • No. 15

    事業名
    五島海のシルクロード芸術祭
    団体名
    特定非営利活動法BaRaKa
    代表者名
    片岡 優子

    アート活動を島にある宝とコラボレーションの形で新たな視点を産み出す。本年度は五島神楽とコンテンポラリーアートの融合を提言する。人口減少が進む島で、サステナブルに幸せに生きていくヒントを共有できる祭を提案している。

    活動地域
    長崎県 五島列島

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    採択事業2.瀬戸内海地域振興助成

  • No. 1

    事業名
    塩屋布団太鼓による子供巡行活動
    団体名
    塩屋青年会
    代表者名
    岸部 克俊

    塩屋地区の布団太鼓は昭和35年頃に一度廃絶となったが、平成20年に約50年ぶりに復活した。塩屋布団太鼓巡業は年々地域の多くの方が参加し、世代交流の場となっており、祭継承のための活動を行う。

    活動地域
    兵庫県神戸市

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  • No. 2

    事業名
    三原だるまプログラミング教材で、地域を興す!!
    団体名
    一般社団法人 RoFReC
    代表者名
    岡田 吉弘

    三原三大祭りの一つであるだるま市(神明市)は地域の賑わいを創出している。そこで、三原の伝統工芸品である「だるま」を活かした小学生向けプログラミング学習のカリキュラム、教材を確立し、学校教育の場へ貢献することで、裾野が広い地域振興を目指している。

    活動地域
    広島県三原市

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  • No. 3

    事業名
    小豆島サイクルツーリズムの学び
    団体名
    一般社団法人 小豆島サイクルツーリズム推進協議会(SCTA)
    代表者名
    須藤 渚

    小豆島は、素麺、醤油、佃煮、ごま油、オリーブ等の産業が盛んな地域。そこで、新たにサイクリングを小豆島観光コンテンツにすることにより、観光の活性化、交流人口の増加による移住促進を目指している。

    活動地域
    香川県小豆島

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  • No. 4

    事業名
    女木ふれあい場所づくり
    団体名
    鬼ヶ島活性化委員会
    代表者名
    三島 恵子

    女木島は、高松よりフェリーで20分弱の場所に浮かぶ風光明媚な島だが、限界集落化が進んでおり、将来に向けた島外との連携を目指している。島民と来訪者が交流できる居場所づくりを行い、島の農産物等を使ったワークショップを開催し、生産者との交流を通じて女木島の魅力発信を行う。

    活動地域
    香川県高松市女木島
  • No. 5

    事業名
    直島の特産品を開発しよう!
    団体名
    直島いちじくプロジェクト
    代表者名
    山岸 正明

    島内の休耕地再生のため、直島の新たな特産品としていちじくを栽培、ブランド化し、国内外の来訪者へ直島のいちじくを広めることを目指す。

    活動地域
    香川県香川郡直島町

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  • No. 6

    事業名
    坂出市与島地区の歴史と民俗調査
    団体名
    (個人)
    代表者名
    濱本 敏広

    地域から消えてしまいそうな伝統や歴史、文化を地域の方々より聞き取り調査を行い冊子を作成する。その冊子を基に、小中学校や公共施設に配布、島歩きガイド、講演などを行い、地域の記憶を後世に残す活動を行う。

    活動地域
    香川県坂出市与島地区
  • No. 7

    事業名
    芸予諸島に残存する古民家を住み継ぐための持続的・実践的活動
    団体名
    日高仁/関東学院大学+西澤高男/東北芸術工科大学
    代表者名
    日高 仁

    大三島は過疎化が進み、空き家が増加し、他の島嶼部と同様大きな問題となっている。地元NPO団体と協働で築100年を超える古民家を活用のイメージが沸く状態にまで整備し、古民家が住み継がれていくための活動を行う。

    活動地域
    愛媛県今治市大三島