助成団体一覧

2021年度 地域振興助成「アートによる地域振興助成」「瀬戸内海地域振興助成」の採択事業が決定しました。

公益財団法人 福武財団は、活力あふれる個性豊かな地域社会の実現と発展に寄与することを目指し、「地域振興助成」として2つの助成プログラムを実施しています。
この度、厳正な審査の結果、「アートによる地域振興助成」ならびに「瀬戸内海地域振興助成」の採択事業が決定いたしましたので、お知らせいたします。

    採択事業1.アートによる地域振興助成(事業助成)

  • No. 1

    事業名
    アジアローカルクロッシング:海と共に生きる
    団体名
    遠足プロジェクト・遠足プロジェクトアジア
    代表者名
    武谷 大介

    震災後、使用されずにいた支援物資の中古ランドセルを譲り受け、アート作品にし、宮城県沿岸の被災地や海外を含む各地で展示、街歩き、WSなどを行ってきたプロジェクト。当エリア(宮城県石巻市、気仙沼市)では人の往来の減少、増える外国人労働者と地域住民のコミュニケーション不足が課題となっている。アートの視点を通して漁業や災害復興プロセスを捉え直し、観光資源の発掘や住民、外国人労働者、移住者間の相互理解を促していく。

    活動地域
    宮城県石巻市、気仙沼市
  • No. 2

    事業名
    白鳥
    団体名
    白鳥実行委員会
    代表者名
    辻 梨絵子

    毎年冬に福島へ降り立つ渡り鳥の白鳥をモチーフに、福島県に縁のあるアーティストたちが地元に降り立ち、地域の文化、風習等を題材にした作品をつくることを共通理念に表現活動をいわき市で行なうプロジェクト。展示は作家に縁のある土地の空き家等のスペースを活用。共通のルーツを持つ地域住民にとって、暖かみがありつつも新しい鑑賞体験を創出し、地域に活力をもたらしていく。

    活動地域
    福島県いわき市
  • No. 3

    事業名
    イミグレーション・ミュージアム・東京 「美術館・わたしたちはみえているー日本に暮らす海外ルーツの人びと」展
    団体名
    特定非営利活動法人 音まち計画
    代表者名
    岡部 修二

    東京都足立区には様々な国をルーツに持つ住民が多く生活しており「内なる国際化」が進む一方で、サポートの薄さや地元住民との交流等が課題となっている。アートを通じて生活様式や文化背景を紹介し、多文化社会のリアリティを可視化することで、共生社会を「知り」「考え」「参画」していく第一歩としていく。

    活動地域
    東京都足立区

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  • No. 4

    事業名
    鉄工島 LIVE 2021
    団体名
    鉄工島FES実行委員会
    代表者名
    須田 眞輝

    東京都大田区にある「京浜島」で開催される音楽とアートの祭典。かつては鉄工の技術で栄えていたが、現在では廃棄物処理施設へ変化している。 アートと結びつくことで、京浜工業地帯の豊かな技術力と歴史を再発見し、新たな文化発信拠点として、エリアの情報や歴史を繋げていく。「鉄工島文化」を発展させていき、将来的に国内外から多くの人が訪れる地になることを目指している。

    活動地域
    東京都大田区京浜島エリア
  • No. 5

    事業名
    鎌倉 〇〇 アカデミア(かまくら まるまる アカデミア)
    団体名
    ルートカルチャー
    代表者名
    瀬藤 康嗣

    都市エリアと自然の距離が近く、自然、伝統さらには新しい文化が共存し、古くからその発信地としての歴史を持つ鎌倉。自然や伝統、科学を融合させたワークショップや作品制作、オンラインを活用した発信を行うことで、自然・文化、新・旧といったエリアに存在する様々な差異の架け橋となる文化的プラットフォームの構築を目指す。鎌倉だけでなく日本全体へと活動を広げ、地域内外へ波及していく。 Photo:Genki Sato

    活動地域
    神奈川県鎌倉市

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  • No. 6

    事業名
    崇仁すくすくセンタープロジェクト
    団体名
    代表者名
    山本 麻紀子

    京都駅から東に徒歩数分の位置にある崇仁地区は旧同和地域であり、長年にわたり人権的な課題の解消に取り組むエリア。京都市立芸術大学移転等の新たなまちづくりによってこれまでの歴史や人々の記憶の分断や消失が危惧されており、その継承が喫緊の課題。まちと共にあった小学校、市営団地、保育所などの樹木を挿し木によって媒介とし、様々な人の手で育てていくことで、土地の記憶や人の繋がりを継承していくことを目指していく。 Photo:片山達貴

    活動地域
    京都府京都市崇仁地区
  • No. 7

    事業名
    KUMANO(仮名)
    団体名
    一般社団法人マルタス
    代表者名
    眞田 大輔

    世界遺産に登録されている紀伊山地霊場の麓、和歌山県新宮市に2021年度新たな文化複合施設がオープン。圧倒的な文化的景観と古代の息遣いが感じられる日本有数の地であるが、一方で近代の文化や最先端の芸術の土壌が育ちにくい。同市出身のアーティスト・向井山朋子が中心となり複合施設の活用を国内外へ発信することで、住民による地元資源の再発見を促し、新宮市の有形無形資産を思考する機会を創出していく。

    活動地域
    和歌山県新宮市

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  • No. 8

    事業名
    たつのアートシーン 2021
    団体名
    特定非営利活動法人ひとまちあーと
    代表者名
    畑本 康介

    2020年度にスタートした龍野国際映像祭の2回目を開催する。2019年度重伝建エリアに指定された街並みを誇る兵庫県たつの市では、土地に根付いた暮らしを大切に過度な観光地化を目指さない「芸術文化観光の推進」に取り組んでいる。2021年度は「山」をテーマに自然と人間のかかわり、山の持つ魅力の源を探る。今年度からは運営体制を一新し、龍野地区の各団体による街並みを楽しむ地域イベント等と連携し、年間を通して実施する予定。

    活動地域
    兵庫県たつの市

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  • No. 9

    事業名
    Artist on the Sea project in Sakaide
    団体名
    瀬戸内国際芸術祭坂出市実行委員会
    代表者名
    綾 宏

    瀬戸内国際芸術祭2019参加作品、「ヨタの漂う鬼の家」の1年半にわたる活動を継承し、香川県坂出市内でア―ティストのロングステイレジデンスを行う。与島五島に古くから伝わる漁業文化、戦後の高度成長期を代表する瀬戸大橋と工業地帯、近年の外国人労働者と地域住民の関係等、地元住民と共に地域を考え、坂出に存在する様々な境界線に対してアプローチしていく。

    活動地域
    香川県坂出市
  • No. 10

    事業名
    さどの島銀河芸術祭2021
    団体名
    一般社団法人佐渡国際芸術推進機構(さどの島銀河芸術祭実行委員会)
    代表者名
    吉田 盛之

    佐渡島の自然や歴史、点在する民話や伝承を掘り起こし、島内外からの刺激とともに新しい創造空間をつくり出し、「銀河」のようなきらめきや美的価値観を創造していくことを目的として芸術祭を開催。アーティスト・イン・レジデンスを行い、アーティストと地域住民の交流を創出。作品制作や展示作業を協働で実施。プロジェクトを通して創造的で活力ある地域づくりを目指す。

    活動地域
    新潟県佐渡市

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  • No. 11

    事業名
    奥能登国際芸術祭2020+
    団体名
    奥能登国際芸術祭実行委員会
    代表者名
    泉谷 満寿裕

    2020年度はコロナ禍により本芸術祭が延期、地域の様々な催しや神事も中止になったことで、市内経済のみならず市民の気持ちまでも落ち込んでしまった。2021年度の企画である市民総参加型のプロジェクト「珠洲の大蔵ざらえ」は各家庭の農具や生活用品等を思い出と共にアートと融合。芸術祭を市民と協働で創り上げ、作品を通して地域の歴史・文化・人々の暮らしと魅力を伝えることで、地域の活性化へつなげていく。

    活動地域
    石川県珠洲市

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  • No. 12

    事業名
    Don't Follow the Wind
    団体名
    Don't Follow the Wind 実行委員会
    代表者名
    卯城 竜太

    福島県の帰還困難区域および周辺地域にて活動し、立入制限区域にまつわる事柄を多様な角度から考察し、忘れられがちな現地の様子を芸術作品を媒介として国内外へ広く伝え、人々の記憶を風化させないことを目的としている。現地の人々との交流やリサーチを継続しながら、2021年にはついに会場の1つを公開し、ツアーを実施する予定。同時に帰還困難区域の変化や動きを可視化できるアーカイブを充実させる。

    活動地域
    東京電力福島第一原子力発電所の事故に伴う帰還困難区域内、福島県内、東京都内および海外
  • No. 13

    事業名
    UNMANNED 無人駅の芸術祭/大井川
    団体名
    特定非営利活動法人クロスメディアしまだ
    代表者名
    大石 歩真

    「無人駅がひらくと地域がひらく」をコンセプトに大井川鐵道の無人駅とその周辺(静岡県島田市・川根本町)で活動。芸術祭を契機に地域への愛着や誇りを再起し、アーティストをはじめ来訪者に対しても開かれた地域づくりを目指す。2021年度はアーティストの中期的なレジデンスプログラムと、住民が企画運営する市民文化祭の2つを中心に実施し、文化・芸術活動への機運醸成と地域住民の主体的な参加を促進する。

    活動地域
    静岡県島田市、川根本町

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  • No. 14

    事業名
    「表現未満、」アートミックス2021
    団体名
    特定非営利活動法人クリエイティブサポートレッツ
    代表者名
    久保田 翠

    かつて静岡県浜松市の中心街にあったデパート跡地を街の様々な団体と共同で借上げ、コロナ禍で発表の場を失った市民にライブ、パフォーマンス等をできる場を提供する。2016年から実施している「表現未満、プロジェクト」も同時に開催、様々なアーティストも招聘して作品を展示することで、障害、ジェンダー、人権などの社会包摂について考える場とする。コロナ禍におけるアートの可能性と街の新しい在り方を提示する。

    活動地域
    静岡県浜松市中心市街地

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  • No. 15

    事業名
    釜ヶ崎芸術大学・大学院2021
    団体名
    特定非営利活動法人こえとことばとこころの部屋
    代表者名
    上田 假奈代

    まちを大学に見立て「学び合いたい人がいれば、そこが大学」をモットーに活動。高齢化によって大阪市西成区の日雇い労働者のまち寄せ場が消えつつある中、専門家と連携し、支援ではない立場から当事者と社会との接続点を創出。彼らが希望を見出す場面に立ち会い、閉じこめず閉じこもらず表現できる場を地域の中に作る。これまでの活動を評価検証しながら、地域における芸術活動を多角的に切り拓いていく。

    活動地域
    大阪府大阪市西成区萩之茶屋、太子、山王

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  • No. 16

    事業名
    神仏習合の発祥地・国東半島 アートによる巡礼の道 構築事業
    団体名
    国東半島カルチャーツーリズム推進事業国東市実行委員会
    代表者名
    吉水 良仲

    渡来の文化と土着の文化が混じり合うことで、独自の文化が育まれてきた大分県国東半島。恒久設置されたサイトスペシフィックなアート作品を道標に、今も受け継がれる特異な文化や奇祭、美しい農村風景等の豊かな地域資源へ導く、新たな旅のモデルを構築する。神仏習合の発祥の地から、分断と対立が進む世界に向けて”Unity in Diversity=多様性と調和”の理念を発信することを目指す。

    活動地域
    大分県国東市

    採択事業2.瀬戸内海地域振興助成

  • No. 1

    事業名
    塩屋布団太鼓の次代を担う乗り子の育成と継承
    団体名
    塩屋青年会
    代表者名
    岸部 克俊

    神戸市垂水区塩屋地域は南部が旧住宅地、北部が新興住宅地の二つの面を持つ地域で、地域間の人的交流が課題となっている。地域の伝統芸能である布団太鼓は、一度廃絶となったが2008年に約50年ぶりに復活。以降、塩屋布団太鼓巡業は年々多くの方が参加し、老若男女が集う世代交流の場となっている。コミュニティの発展に寄与し、地域間の相互交流を図るため、子ども達への祭継承の活動を行っている。

    活動地域
    神戸市垂水区塩屋地区、垂水海神社、垂水漁港

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  • No. 2

    事業名
    さざなみダイアログプロジェクト
    団体名
    一般社団法人ひばりエンタテインメント
    代表者名
    鑓屋 翔子

    岡山県瀬戸内市にある長島愛生園は1930年にハンセン病患者の隔離施設として開園した日本初の国立療養所である。かつては2,000人いた入所者は134名、平均年齢86歳となり、入所者自身による「語り部活動」の存続が近い将来困難になる。「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」はハンセン病の症状の一つの視覚障害を暗闇の中で体験するコンテンツで、歴史から人権や差別を考える場として、新しい視点を用いて来園者の増進と歴史の継承を図っていく。

    活動地域
    岡山県瀬戸内市 国立療養所長島愛生園

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  • No. 3

    事業名
    昔から受け継がれてきた下津井の魚食文化の掘り起こし、下津井の素材を使った創作料理のメニュー開発をして、町の観光資源に生かそう!
    団体名
    下津井sea village project
    代表者名
    牧 信男

    岡山県倉敷市下津井地区は、この地特有の豊かな漁場に恵まれ固有の食文化を有してきた歴史がある。しかし水産業の衰退や核家族や一人世帯の増加に伴い、この地独自の伝統行事や魚食文化が途絶えてしまう危機にある。そこで、文化の継承と地元食材の地産地消、ブランド化を目指し、魚食文化の掘り起こし、創作料理の奨励を行い、観光資源として活用していくために、書籍化及びSMS発信を図り、下津井の魚食文化を顕在化させていく。

    活動地域
    岡山県倉敷市下津井地区

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  • No. 4

    事業名
    空き家と耕作放棄地の利活用を通じた地域づくり
    団体名
    くにとうの御船を守る会
    代表者名
    笠原 宏之

    岡山県浅口市寄島町国頭地区では急速な人口減少等により空き家と耕作放棄地の増加が地域課題となっている。そこで、空き家を「集いの場」として利活用し、景観保存と地域の拠点づくりを行い、里山保全活動並びに耕作放棄をアジサイ園等の形で再生するプロジェクトを実行。民間の事業者とも連携を図ることで多面的にまちづくりを推進していく。

    活動地域
    浅口市寄島町国頭地区
  • No. 5

    事業名
    豊島 島キッチンお弁当・お惣菜配達事業
    団体名
    特定非営利活動法人瀬戸内こえびネットワーク
    代表者名
    北川 フラム

    豊島(香川県)は人口減少や高齢化に加え産廃事件の影響もあり、島内に課題は多い。コミュニティの分断や弱体化は伝統文化や食文化の継承を困難にさせる。弊団体では瀬戸芸の理念のもと、島キッチンを中心に島のお誕生会や島キッチン新聞、そして本事業を連動させ島内の緩やかなつながりを創出する活動を行っている。また、本事業を通じて島のお母さんたちが受け継ぐ郷土料理をアーカイブし、そのプラットフォームとなることを目指す。

    活動地域
    香川県小豆郡土庄町豊島
  • No. 6

    事業名
    讃岐六条の水車復元と保存活用
    団体名
    高原水車友の会
    代表者名
    平田 恵美

    江戸時代末期に作られた水車が四国で唯一高松市六条町に現存している。地形や自然環境と共存してきた讃岐の文化・技術・産業を伝えていくために、水車の再稼働への整備を進め、水車による粉引き等、当時の仕組みの復元を進めている。また、道具の展示やワークショップの実施による憩いの場づくりの活動に取り組んでいる。

    活動地域
    香川県高松市六条町
  • No. 7

    事業名
    琴弾公園の魅力を高める活動
    団体名
    いいまちづくり観音寺輝き隊
    代表者名
    大西 やえ子

    香川県観音寺市の琴弾公園は明治30年に県立公園として開設した後、昭和11年に名勝指定、昭和31年瀬戸内海国立公園に編入と、古くより評価されてきた。近年、観音寺市が夜型観光を推進する一方で、公園は樹木の剪定や観光地としての整備がなされていないという課題がある。公園を整備することで、琴弾公園本来の歴史的景観を取り戻し、夜の市内が一望できる新名所として観音寺市の夜の魅力を引き出していくことを目指している。

    活動地域
    香川県観音寺市 琴弾公園
  • No. 8

    事業名
    鞆の浦の大正期を代表する吉本家住宅の保存・活用プロジェクト
    団体名
    特定非営利活動法人鞆まちづくり工房
    代表者名
    松居 秀子

    鞆の浦(広島県福山市)には贅をつくした大商人の家々が立ち並ぶが、地域の高齢化が進み、重要伝統的建造物群保存地区外(以下、「保存地区」と称する。)では空き家の取り壊しも進んでいる。吉本家住宅は大正期を代表する商人住宅だが、保存地区から外れており保全活動が行われていない。今回、登録文化財制度を活用し、地域へ賑わいをもたらす利活用を実現するための活動を行っていく。あわせて組織持続を図るべく、後継者育成にも積極的に取り組む。

    活動地域
    広島県福山市鞆町
  • No. 9

    事業名
    小林和作旧居再起動計画
    団体名
    尾道空き家再生プロジェクト
    代表者名
    豊田 雅子

    広島県尾道市の名誉市民である小林和作のアトリエ兼住居は、和風住宅の逸品として、建築的・文化的にも重要な建築である。建物を修復し継承していくだけではなく、小林和作の人物像や尾道市の文化を学ぶ場として活用していく。ワークショップには、地元住民や学生の参加を募り、和作邸への理解や愛着が深まる機会を創出。建物の魅力の発信、持続的な経営等を行い、次世代へ繋ぐことを目指している。

    活動地域
    広島県尾道市長江エリア

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  • No. 10

    事業名
    MAKE! REMAKE! ミハラダルマ
    団体名
    パンパカンパニ
    代表者名
    宮本 郁・水呉 成美

    広島県三原市ではだるまの伝統的なお祭り「神明市」が毎年2月に開催され、だるまは町の顔として親しまれている一方で、様々な特徴を持つ「三原だるま」自体の認知は低く、職人も高齢化が進み、文化の存続が危ぶまれている。事業を通じて「三原だるま」の認知拡大や存続を図ることで、地域の活気や賑わい創出へ繋げ、市民が誇る三原市のアイデンティティとなることを目指していく。

    活動地域
    広島県三原市
  • No. 11

    事業名
    レモンチェッロ酒造でつなぐウィズコロナ時代の観光構築
    団体名
    株式会社瀬戸内ジャムズガーデン
    代表者名
    松嶋 匡史

    周防大島は温暖な気候を生かして山口県内の柑橘の8割を生産。また交通の便の良さから観光産業も活発だが、社会的情勢の変化を経て、観光の在り方を捉え直し「レモンチェッロ」の商品開発をスタート。レモンの植栽や製造の過程から参加する長期的なプロジェクトで関係人口づくりを行い、数年後に皆で乾杯を目指す。さらに宿泊や食品加工事業者等と連携し地域へ展開することで、100年続く地域産業づくりを目標に活動している。

    活動地域
    山口県大島郡周防大島町

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