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- 昔から受け継がれてきた下津井の魚食文化の掘り起こし、下津井の素材を使った創作料理のメニュー開発をして、町の観光資源に生かそう!
瀬戸内海地域振興助成成果報告アーカイブ
活動の目的
●下津井の食文化の継承と下津井産魚貝類のブランド化を目指す。
●下津井を食育・生命教育の学びの場にする。
●下津井を訪れる人に食を通じて豊かな自然、風土、人情にふれ、地元の人と観光客、また地元の人同士の交流を促進する。
●観光客・土地の人・生産者が食を通してふれあい、互いに自然を思う気持ちが持てるようにする。
●生産者は、自分たちが生産した食材を喜んで食する消費者の姿を思い浮かべ、ますます誇りややりがいをもって海の仕事に励めるようにする。
活動の経過
2021年4月~6月
地区の住民、小中学生へも協力依頼し下津井素材を使った料理のレシピを集めた。料理計画、レシピ作り、製本化の計画を立てる。
6月26日~7月11日 集めたレシピの展示会
7月9日・10日 コンテスト
7月11日 優秀作品授賞式
7月~11月 出版の為の料理作り・試食、写真撮影、執筆依頼
10月~12月 管理栄養士などとともに原稿作り
12月~ SSVPレシピ本プロジェクト結成、毎木曜日編集会議 原稿作成・製本化の作業に取り組む
2022年1月 書籍名「瀬戸内 下津井 お魚料理」に決定
2月~3月 販売計画、広報活動への戦略会議
活動の成果
●この地域の昔から受け継がれてきた魚食文化の調査活動、再現活動により、かけがえのない郷土の食文化を意識つけることができた。
●下津井の素材を使った料理のメニューを考案し、新しい時代の食文化を生み出す意欲を下津井から発信することで下津井産海産物のすばらしさや下津井の風土・文化にも興味、関心を持ってもらうことができた。
●懐かしい郷土の味や下津井素材の新メニューを発信することで、新たな観光資源を生み出し、地域力創成、地域の魅力アップにつなげることができた。
●地元ホテル、地区の料亭、小売店だけでなく生産者も快く取材協力してくださり、下津井ブランドを広めるパワーになった。個々の事業所としもついシービレッジとのつながり、事業所同士のつながり、また生産者との絆も増したのではないかと感じる。
●コロナ禍の終息も相まって訪れる観光客もコロナ前の約7割方戻ってきた。また料理本刊行に合わせて、下津井の魚が食べられる店もオープンし、下津井の町が活気づいてきた。
●SNS発信に加え、新聞、テレビ、ラジオが数回取り上げてくれ、下津井の魚の知名度を高まり、地元食材のブランド化に貢献できたように思う。
活動の課題
●今後、下津井で行うイベント・SNSなどを通じ、下津井料理を広めていく努力を続ける。
●今後も下津井料理を広げていくためには、移住してきた者も含め、地域の若い世代の活躍の場を提供していくことを心がけたい。
●本の普及を通じて、海の生き物に関心を寄せ、食材に命があることを知り、命を粗末にせず感謝していただく提案をしていく。本書の真髄ともいえる「感謝の心」を伝え広め、人々が資源保護にも関心を寄せてくれることを狙っていく。
●続けて産官学の関係諸機関、生産者、近隣の市町村とも連携を深めて活動を広めたいと考えている。
6/26~7/11 レシピ集展示
料理計画、レシピ作り、製本葉化に向けて
料理本は公共機関、商店等に配布・販売