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活動レポート

2019年11月22日瀬戸内助成

Vol.02 小豆島サイクルツーリズムの学び(一般社団法人小豆島サイクルツーリズム推進協会)の活動紹介

■一般社団法人小豆島サイクルツーリズム推進協会(SCTA)について
小豆島は、素麺、醤油、佃煮、ごま油、オリーブ等の産業が盛んな地域。そこで、新たにサイクリングを小豆島観光コンテンツにすることにより、観光の活性化、交流人口の増加による移住促進を目指しています。
Website:https://shodoshima-cycle.org/

■「サイクリング講演会」を小豆島で開催
一般社団法人小豆島サイクルツーリズム推進協会(以下、SCTA)主催で、5月に「サイクリング講演会」が開催されました。
翌日の豆一(自転車で小豆島を一周するサイクリングイベント)参加者とガイドの方々を含め島内外より30名ほどの参加者が集まり、講演会を聞きました。講演内容は、「日本のサイクルツーリズム」をテーマにSCTAの理事でもある高橋 幸博氏(株式会社アーチ 代表取締役社長 / 北海道サイクルツーリズム推進協会 代表理事)の話と、「地域商社からみたサイクリング / Japan Cycling Golden Routeの紹介」をテーマに河合 崇氏(株式会社リバースプロジェクトトレーディング 代表取締役)の話を伺いました。高橋氏の話から、北海道でのサイクルツーリズムを通した事業展開やインバウンド客獲得による成長、世界のラグジュアリーホテルがニセコ周辺で建設される中、非常にいい流れに乗って事業を展開している、サイクルツーリズムの一例を知る機会となりました。河合氏の話では、海外へPRをしている「ジャパンゴールデンルート」と呼ばれるしまなみ海道、琵琶湖一周、沖縄のサイクリングルートを動画を通してご紹介いただき、このゴールデンルートからのサブルートとして、“小豆島のサイクリング“があげられており、小豆島でのインバウンドの需要増加が期待できることを理解できました。
講演後は和やかなムードで参加者からも質問が飛び交い、活発な議論がありました。講演後には交流会があり、参加者同士の交流を深めました。


講演会の様子


■安全面への取り組み
5月に開催された「サイクリング講演会」に先立ち、4月に、SCTA主催で、サイクリングガイド講習会が実施されました。講師には、高橋 幸博氏を迎え、参加者は9名の地元サイクリストが集まりました。講習会は、まずは座学で学び、そのあと実地トレーニングも実施。参加者からも、“これまでと意識が変わった”、“ずっと気になっていたが解決できなかったことの答えが聞けた”等、とても有意義な会となったようです。安全面の取り組みもしっかり行い、サイクリングを通して小豆島をPRするSCTAの活動に今後も期待したいと思います。


サイクリングガイド講習会にて実地トレーニングを受ける参加者


■今後の活動の予定
今年度は、町とも連携し、安全面の取り組みを実施し、他の自転車推進地域へ視察に行き、状況や取り組みを聞き今後の活動に活かしていく予定とされています。