アートによる地域振興助成成果報告アーカイブ

【自主・共催助成】第6回大地の芸術祭(平成26年度事業)

大地の芸術祭実行委員会

実施期間
2014年4月~2015年3月

活動の目的

過疎高齢化が進む越後妻有地域において、地域に内在する価値を、現代アートを媒介にして掘り起こし、その魅力を高め世界に発信し、地域再生の道筋をつけることを目的とする。

活動の内容

「第6回大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2015」に向け、本番年に向けた準備を進めた。
夏季と冬季に現代アートの企画展やイベントを開催し、誘客促進事業を展開した。夏季は拠点施設での企画展や様々なパフォーマンスイベントを実施し、冬季は昨年に引き続き「越後妻有雪花火」を開催した。夏季、冬季と大きなイベントを開催することで、第6回展の広報と十日町市の通年の魅力を発信した。
実施場所:新潟県十日町市

参加作家、参加人数

キナーレで夏季に開催した企画展では、キジマ真紀、原広司+工学院大学藤木研究室+F.A.D.S、日比野克彦、丸山純子、武藤亜希子、森野晋次らの作品を展示した。
また冬の企画展では、KOSUGE1-16、小松宏誠、谷山恭子、長谷川仁、林剛人丸、福原哲郎ら多くの作家が参加した。

他機関との連携

特定非営利活動法人越後妻有里山協働機構と、夏・冬の企画展、イベントの開催を連携して実施した。新潟県からは大地の芸術祭の実施に向けて側面的な支援をいただいた。

活動の効果

第6回大地の芸術祭の前年として、アートに絡めたイベント、企画展を展開していくことで、芸術祭本番、さらにはこの妻有地域全体に関心を抱いていただくことができ、またそれらに携わった地域住民と交流を深めることができた。金銭的な経済効果のみならず、都市部との交流によって過疎地域の活性化に繋がっていくことが期待される。

活動の独自性

夏の企画展は「全ての場所が世界の真ん中|1/100,000の妻有」をテーマとし、キナーレの施設に地域そのものを埋め込み、世界・現代・地域・里山が交錯する美術館として展示を行った。また冬季は越後妻有雪花火、キナーレの冬季企画展、まつだい農舞台での雪の運動会など豪雪を利用したイベントを展開し、季節に限定されない通年の越後妻有の魅力を発信した。

総括

夏季、冬季ともに企画展は大変好評であり、特に冬季開催の第2回「越後妻有雪花火」は、集客数約4,000人となり、第1回の約2,500人を大きく上回ることができた。行政と地域住民が密に連携したイベントを展開することができ、市外、国外から来られたお客様を心からおもてなしする意識や技術も年々向上していると実感できる。第6回芸術祭は来訪者数が過去最大になることが予想される。ハード面、ソフト面ともにお客様を心から歓迎できる芸術祭を企画、構成していく。