現代アートのもつメッセージ性を軸としながら、地域住民や行政と協働し、その土地の独自性を生かした地域文化の振興に資する事業を助成対象としています。日本国内におけるアートプロジェクトの立ち上げと継続的発展を目的として助成をしています。
現在の社会情勢、とくにコロナ禍の影響を受けて、地域や人との関わり方に変化や制約が生じています。同時にアートと地域の関わり方や、アートが担う役割にも変化が生まれていることを、近年の応募から実感しています。そのような状況を踏まえ、今年度の助成では単年度の成果にとらわれず、複数年での事業計画における「準備」「リサーチ」「検証」といった段階の活動も助成対象とし、選考過程において同様に評価いたします。この時代だからこそ考えられる地域やコミュニティの在り方をアートの視点から捉え、新しい展開が生まれる取り組みを期待しています。本助成プログラムは単年度ですが、長期的な事業の中の1年として、活動の一助になればと考えています。
助成対象 | 日本で実施される事業で、以下の要件を満たすもの
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助成総額 | 2,000万円 |
助成金額のめやす | 1件当たり、50万円~上限300万円まで ※上記をめやすに、事業規模に応じた金額を申請してください。 |
助成件数 | 10~15件程度を予定 |
助成期間 | 単年度(2023年4月1日~2024年3月31日) |
応募資格 | |
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非営利団体・個人ほか、当財団において適当と認めるもの(個人でも団体でも応募可能) [助成回数の制限]助成回数は通算5回まで。※2019年度より適用 | |
受付期間 | |
2022年10月1日(土)~2022年10月31日(月)23時59分 締切厳守
※締切直前の回線トラブルなどの理由による時間外受け付けはできかねます。時間に余裕を持ってご応募ください。 | |
応募方法 | 提出書類 | 申請書(団体プロフィール、事業計画、予算等を記入したもの) 申請書サンプルはこちら |
応募手順 |
①メールアドレスの登録 応募フォームボタンよりアクセスし、応募用のURLを取得してください。 ※メールアドレスの用意が必要です。 ※応募は終了いたしました。 ②申請書類の作成 メールにあるURLよりアクセスすると申請書作成フォームが表示されます。フォームに沿って必要事項を入力し、申請書類を作成してください。申請書類は作成の途中で一時保存が可能です。 ③申請書類の確認 作成いただいた申請書はPDFにしてダウンロードすることが可能です。提出前にPDFにて再度ご確認の上、記入内容にミスがないことを確認してください。 ④申請書類の提出 申請書類が完成したら、応募期間内に「提出」ボタンを押し、提出してください。一度提出されますと、申請書類の変更はできませんので、提出前に必ず内容をご確認ください。 |
新規申請者 | 継続申請者 | |
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選考方法 | 1次選考:書類選考 2次選考:プレゼンテーション選考 |
書類選考のみ
*申請書類と今までの当財団助成終了時に提出いただいた成果報告書、提出書類などをもとに選考を行います。
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選考結果の通知 | メールにて通知 1次選考結果:2022年12月下旬 2次選考結果:2023年2月中旬 |
メールにて通知 2023年2月中旬 |
選考の観点 | 当財団「アートによる域振興助成」の趣旨に合った事業かどうかを確認したうえで、1次・2次選考ともに以下のような観点を重視します。 | |
活動を展開する地域の独自性や課題をどのように探究しているか。現在の行政区分にとらわれない歴史、風土、民俗に根差した、地域文化の掘り起こしや発見が期待できるか。 アートプロジェクトならではの新しい表現への挑戦があるか。新しい発想にもとづく社会課題解決への試みがあるか。 単発のイベントではなく、継続的に地域に関わろうとしているか。そのためのビジョンや事業計画があるか。 |
活動を展開する地域の独自性や課題をどのように探究しているか。現在の行政区分にとらわれない歴史、風土、民族に根差した、地域文化の掘り起こしや発見が期待できるか。 アートプロジェクトならではの新しい表現への挑戦があるか。新しい発想にもとづく社会課題解決への試みがあるか。 単発のイベントではなく、継続的に地域に関わろうとしているか。そのためのビジョンや事業計画があるか。 今までの活動が積み重なり、次への展開が見えてきているか。そのための事業計画や組織が構築されているか。 地域の様々なステークホルダーと関係性を築いているか。 地域にどのような影響・効果・変化をもたらそうとしているか。 |
助成金の交付 | 採択内定となった個人・団体には助成金交付に必要な書類をお送りいたしますので、期日までに提出ください。3月の当財団理事会承認後、正式な採否をメールで通知し、2023年3月末日までに助成金を指定口座に振り込みます。 |
助成決定者の義務 | ①活動成果の報告 助成期間終了後、成果報告書と会計報告書を提出してください。報告書類の提出方法は助成開始後、改めてご案内いたします。 ②成果報告会への参加 当財団が主催する、該当年度に助成を受けた個人・団体が集い、相互交流と活動ノウハウの交換を目的とした成果報告会(2024年度開催予定)へ参加してください。 ③当財団の助成による事業の広報(チラシ、パンフレット、WEB)や活動記録には必ず当財団の助成を受けていることを明記してください。 |
2022年 | |
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~10月31日 | 募集に関するお問い合わせ期間 |
10月1日~10月31日 | 応募受付期間 |
12月中旬 | 1次選考(書類選考) |
12月下旬 | 1次選考結果通知 ※新規申請者のみ |
2023年 | |
1月下旬 | 2次選考(プレゼンテーション)※新規申請者のみ |
2月中旬 | 2次選考結果の通知(助成者内定通知)、諸手続き |
3月上旬 | 当財団理事会にて助成者の承認 |
3月下旬 | 助成金のお支払い |
4月1日~2024年3月31日 | 2023年度 活動実施期間 |
秋~冬頃 | 2022年度成果報告会 ※任意参加 |
2024年 | |
5月中旬 | 成果報告書・会計報告書提出 |
秋~冬頃 | 2023年度成果報告会 ※必須参加 |
※応募は終了いたしました。