事業活動について
公益財団法人 福武財団(旧財団法人 直島福武美術館財団)は、2004年、地中美術館の開館に伴い設立しました。2012年10月からは助成事業を担う他2つの財団を統合し、直島・豊島・犬島を中心とした美術館事業、日本各地における文化・芸術による地域振興活動への助成事業、瀬戸内国際芸術祭などの支援を行う自主・共催事業の3つの事業を柱としてアート活動を行っています。アート活動を通じて、一人ひとりが「Benesse=よく生きる」を考え、お年寄りの笑顔のあふれる、よりよい地域をつくることを目指しています。
理念
「Benesse(=よく生きる)」
文化、芸術によって、活力にあふれた、個性豊かな地域社会の発展に貢献します。
Photo:Keigo Saito
美術館事業
直島、豊島、犬島を中心とした継続的な美術館運営によるアート活動
「地中美術館」 Photo:Seiichi Ohsawa
美術館活動による地域の活性化
現代アートを接点として、世界中の人々がこの瀬戸内海を訪れ、滞在することにより、自然と環境の素晴らしさを感じ、お互いの文化や歴史について語り合える場を創ります。また、島の休耕田の再生を行う等、継続的に地域の人々との交流を図りながら、地域全体を活性化していきます。
ベネッセアートサイト直島
助成事業
日本各地における文化・芸術による地域振興活動への助成
アートによる地域振興および瀬戸内海地域振興
「地域振興」という共通の目的の下、日本全国のアートプロジェクトを対象とする「アートによる地域振興助成」と、瀬戸内地域を対象とする「瀬戸内海地域振興助成」により、特色ある地域づくりを目指す個人・団体に助成を行っています。助成対象となる事業は、地域住民と地域に関わる人々の創造的で文化的な活動を通じた、まちづくり、地域産業おこし、関係人口の増加や移住・定住への支援となる活動です。その結果として、活力あふれる個性豊かな地域社会の実現と発展に寄与することを目指します。
自主・共催事業
地域活動の共催支援事業(芸術祭の開催等)
「瀬戸内国際芸術祭2016の様子」 Photo:Shintaro Miyawaki
文化、芸術を振興する国内外の交流事業(芸術祭、シンポジウムの開催等自主事業)
地域の人々が主体的に地方公共団体等と協働し地域において自主的に実施する創造的で文化的な表現活動及び地域間交流に対し、自らが関与(共催支援)して事業を行っています。